歴史好きが訪れるべきスポット~沖縄編~

沖縄にはとても複雑な歴史があることは知っていますよね。琉球王国として江戸時代までに築いてきた王国の歴史、その後日本が本州から北海道同様に侵略して領土とした歴史、第二次世界大戦で地上戦が行われ多くの犠牲を出すと同時に、一時アメリカの植民地として支配されその後日本返還が行われた歴史・・・激動の土地に触れる際、まず必要なのはその土地とその土地に住む人に対するリスペクトだと私は思うので、必ず失礼のないよう、ある程度の下調べをしてから出向いていけるといいですね。

そしてそんな歴史を持つ沖縄だからこそ、様々な歴史スポットが現在でも多く残されています。その中でも王道と言えば、「首里城」や「玉陵」でしょう。琉球王国としての建築には、その歴史がたっぷりと詰まっていて壮大さを感じます。自分で時代背景などを調べてから出かけるのが一番お勧めですが、現地のガイドさんに現地だからこそという話を聞くのもまた楽しみ方の一つです。現在の首里城は残念ながら復元なのですが、今まで4度の再建築が行われたからこそ、文化や歴史が語り継がれてきたとも言えます。沖縄という土地で栄えた琉球王国の歴史、たいへん興味深いのでぜひ調べてその魅力に取りつかれてみてください。

また、「琉球王国」と名前は聞いたことがあっても、どういう歴史を持っていたのかはあまり詳しく知らないという人が多いと思います。九州生まれならまだしも、本州生まれの本州育ちだと受動的に知る機会もあまりないのが現実です。そんな琉球王国について詳しく知ることができるのが「王国歴史博物館」です。450年の歴史を持つ琉球王国、どのような文化があり、隆盛を誇り、統治し、この土地でどうやって人々が生きてきたのかを知ることができます。現地だからこそ展示されているような資料も多いので、ぜひ沖縄に出向いた際はレジャーや城跡の観光だけでなく、こういう場所も訪れてみてください。

また、日本人として忘れてはならないのが、第二次世界大戦で数多くの人が犠牲になった土地だということです。「ひめゆりの塔」と「ひめゆり平和祈念資料館」には、ぜひ一度は行ってほしいと思います。また「旧海軍司令部壕」も有名な歴史スポットとなっています。いずれも第二次世界大戦の傷を色濃く残した土地となっており、当時の人々に思いを馳せることができます。長崎の平和像や広島の原爆ドームなど、話には聞いていても実際に見て、その場の空気に肌が触れて分かることが実はたくさんあります。思うことは人それぞれで構わないと思いますので、ぜひ一度は伺っておきましょう。