歴史好きが訪れるべきスポット~北海道編~

北海道も、歴史が非常に古い土地です。また、明治以前と以降で歴史が大きく変化した土地でもあります。なので、明治以前と以降で分けて紹介したいと思います。

■明治以前
昔からこの土地に根付き生活をしてきたのがアイヌ人です。名前を知っている人は非常に多いと思いますが、独自の文化を形成してきました。そんなアイヌの文化や伝統を引き継ぎ資料として残している博物館などは多く存在しているので、有名どころの紹介となってしまいますが、「阿寒湖アイヌコタン」という場所が文化の体験もできる場所としてお勧めのスポットです。
釧路市の阿寒町阿寒湖温泉にあるので、旅行の定番スポットとなっています。日が良ければお祭りなども見れるため、興味のある方は一度は行ってみてほしい場所です。

それから、「札幌市アイヌ文化交流センター サッポロピリカコタン」も、体験ができるほか、温泉が近くにあるので旅行ついでに向かいやすい場所ですね。札幌市なのでアクセスも比較的しやすいかと思います。単に異文化に接するというのではなく、本州にいた日本人に侵略された歴史を持つ民族文化として触れてほしいです。

また、北海道の地名はその多くがアイヌ語に由来しています。例えば「稚内」は、アイヌ語の「冷たい水(飲み水)の川」を意味する「ヤムワッカナイ」から来ています。「小樽」は、アイヌ語の「オタ・オル・ナイ」(砂浜の中の川)からきていますが、元々は別の場所を示す言葉でした。「札幌」もアイヌ語に由来していますが、「サッ・ポロ」(乾いた大きい)から来たという説、「サリ・ポロ・ペッ」(葦原が広大な川)から来たという説など、諸説あります。

アイヌの文化は、高校で日本史を選択した人でも詳しく勉強していない人がほとんどだと思うので、ぜひ現地でいろいろ知ってほしいと思います。下記のようなサイトで勉強しておくと、より楽しめるかもしれません。
公益財団法人 アイヌ民族文化財団

■明治以降
明治以降は、アイヌではなく日本の文化が北海道を占め始めます。屯田兵による開拓は教科書にも載っていたため、知っている人も多いと思います。
また明治は外国からの文化も多く取り入れられ、それは本州だけでなく北海道もそうでした。個人的に素敵だなと思う明治以降の建物は「トラピスチヌ修道院」です。函館にある教会で、フランスからやってきたシスターによって建設されたそうです。現代でも協会として機能しているため、基本的には外観の見学しかできませんが、明治時代に建てられたヨーロッパ建築というだけで充分楽しめそうですよね。
他に、中国清朝建築様式を取り入れた「函館中華会館」も外交の歴史を知る重要な会館となっていますし、「金森レンガ倉庫」や「小樽運河」も、貿易が栄えた地域としてその当時の魅力が残されたままです。

それと、やっぱり函館の五稜郭は外すことができません。黒船到来による函館開港時、箱館奉行所の移転先として作られたのが五稜郭です。明治以降は陸軍の施設として使用されました。江戸時代末期の多くの歴史が記された場所ですし、現在は桜の名所としても知られています。近くの五稜郭タワーに上ると、見事な五芒星の形を見下ろすことができますよ。公園として開放されながらも重要な歴史の舞台となった場所、幕末が好きなら一度は訪れたい五稜郭です。